オームの法則は電気を学ぶ上で基本中の基本です。何事も基本が大切!!
オームの法則の発見者
電気抵抗の単位オームは、ドイツの物理学者ゲオルク・ジーモン・オーム(1789年~1854年)の名前から付けられました。オームは、学校の教師をしながら電気や数学の研究に励み、たくさんの著書を残した科学者です。中でも、1827年に出版された『ガルヴァーニ電池』の中で発表した『回路を流れる電流の大きさは電圧に比例する』というオームの法則で知られています。単位の記号は、アルファベットの立体で表すことになっていますが、アルファベットのO(オー)は、数字の0(ゼロ)と見分けづらいので、オームと発音の似たギリシャ文字のΩ(オメガ。小文字はω)が当てられました。
https://www.dainippon-tosho.co.jp/unit/list/ohm.html
オームの法則とは
オームの法則とは”抵抗の大きさが一定の時、回路を流れる電流は電圧の大きさに比例する”というものです。
一般的によく知られているのは
$$V = R \times I$$
の式ですが、式変形をすることで電流や抵抗の大きさを求めることもできます。
VRI(ブリちゃん)と語呂合わせで覚える方法もあります。
式の変形は苦手なんだよな~
式変形が苦手という方は、小学校で習った「み・は・じ」で覚えるやり方もあるよ!とある塾講師の先生はナンセンスだ~と言っていたけど、まずは計算できることが大切!
直列回路・並列回路の特性
オームの法則を使って計算を始める前に、直列回路、並列回路それぞれの特徴を復習しておきましょう。
例題
1.回路全体を流れる電流が5[A]、電源の電圧が100[V]ということは回路全体の抵抗をオームの法則で計算すると…
2.並列接続されているときの合成抵抗の大きさは…
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