単相誘導電動機

1.交番磁界

三相交流の誘導電動機では、回転する磁界(回転磁界)が

回転子に作用することで回転していました。

しかし、単相交流の場合回転する磁界には成らず、

向きが交互に入れ替わるだけの磁界(交番磁界)が

作られます。

また、交番磁界は逆方向に同じ速さで回転する2つの回転磁界に

分けて考えることができます。

この理論的に2つに分けた回転磁界は、三相誘導電動機の回転磁界と同じように

トルクを発生させます。

しかし、停止している状態(すべりs=1)ではトルクを得ることができないため

始動に工夫が必要になるのです。

始動方式は大きく3つあります。

  1. 分相始動形
  2. コンデンサ始動形
  3. くまとりコイル形

2.分相始動形

 

3.コンデンサ始動形

 

4.くまとりコイル形

まとめ

単相交流では、回転磁界を作ることができないため、

単相交流の作る交番磁界の一部の位相をずらすことで

二相交流と同じような磁束を作り回転させています。

始動方法としては、分相始動形、コンデンサ始動形、くまとりコイル形

の3つがあります。

 

おまけ

すべりs=2とは何か

 


 

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この記事を書いた人

中学校教師から電気エンジに転職し現在は66kV/155MWの工場で電気主任技術者として活動中です。
電験3種、電験2種を独学で合格した経験から、初心者がつまづきやすいポイントをどこよりもわかりやすく解説する電験ブログを目指して活動しています。
2023年より、電験三種のオンライン家庭教師も始めました!
目標は、電気監理技術者と独立し、年収1000万以上を達成することです。

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