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誘導電圧でランプが光る!?【静電誘導によるランプの暗点灯】

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ももよし
ももよし

あれ、運転してないのにランプ光ってる?

こんにちは、ももよしです。

先日、モーターの制御スイッチで運転ランプが誤点灯している事象に出くわしました。

電圧を確認したところ、AC 43Vでした。

これが誘導電圧による誤点灯(暗点灯)かと、電気屋さん転職し、3年目にして初めて経験でした。

暗点灯について、私なりに調べたことについてまとめました。

1.暗点灯とは

LEDランプは、微小電流で点灯するため、サージ吸収回路や無接点回路による漏れ電流あるいは、ケーブル間の浮遊静電容量による漏れ電流などにより誤点灯する可能性がある。

参考:http://www.mekatoro.net/digianaecatalog/kasug-sougoub/book/kasug-sougoub-P0208.pdf

今回は、工場内で標準回路として多く利用している回路であったこと、

ケーブル長が約1kmだったことから、ケーブル間の浮遊静電容量の可能性を疑いました。

引用:https://www.kimden.co.jp/gijyutu/gizyutusiryou.pdf

2.漂遊静電容量とは

浮遊静電容量とは、ケーブルとケーブルの間の静電容量のことを指します。

図1の\({}C_{ab}\)が浮遊静電容量にあたります。

浮遊静電容量を考慮した回路は次のようになるだろうと考えました。

3.誤点灯対策

LEDランプの特性上、LED部分にかかる電圧を小さくすることができれば誤点灯を防ぐことができるはずです。各メーカーの注意事項・対策にも書いてあるし…

引用:https://www.kimden.co.jp/gijyutu/gizyutusiryou.pdf

ということで、ランプ回路に並列に抵抗を接続することにしました。

ランプ部分に並列に抵抗を挿入することで、誤点灯はなくなりました。

並列に挿入する抵抗は何Wまで使用可能か確認しておきましょう。
場合によって、焼損に至ることがあります。
まとめ

長距離のケーブルでは、浮遊静電容量によるランプなどの誤動作があるため、対策が必要になります。

【対策】

・ケーブルをシールド付きのものにする

・誤動作がみられる部分に並列に抵抗を接続する
※抵抗の焼損防止のため、W数の確認は必須

 

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