電験三種で転職は本当に可能なのか?

未経験者でも電験三種を持っていれば転職できるのでしょうか?

先日、電験三種を取得後に他業種からでも転職できるのかという質問をいただきました。

私の経験をもとに、未経験、他業種からの電験三種を生かした転職について紹介したいと思います。

結論

未経験、他業種からでも転職は可能!ただし、転職直後の年収アップは難しい…

目次

転職に学歴は必要か?

ももよし
ももよし

求人広告には、学歴不問問書いてあるけど本当?この会社で大丈夫なのかな…

20代前半では、学歴があったほうが有利!

社会人として経験を積み重ねていけば、学歴よりも職務経歴が重視されますが、経験の浅い20代前半までは、ある程度学歴も見られていると考えた方がいいです。

しかし、実際入社してみると、高卒、大卒問わずそれなりもポジションで仕事をされていることがあるので大切なのは、自分が就職した企業に貢献できるのかということが大切なのだと思います。

未経験、他業種から転職時の注意点

転職直後の年収は下がる傾向にある

未経験、他業種からの転職は、企業からしても評価できる点が社会人として働いた年数と最終学歴、現在の年収しかありません。

うまく転職できたとしても、評価材料が少ないのでどうしても年収は低く設定されがちです。

ももよし
ももよし

私の場合、中学教師から転職。

当時の年収は480万円程度でしたが、転職直後は430万円と50万円のDOWNでした。

転職先が今よりいい環境とは限らない

転職と聞くと、今よりいい環境になると思いがちですが、必ずしもそうなるとは限らないです。自分の要望と齟齬が無いように内定をいただいた企業の採用担当とはよく話をしておいた方がいいと思います。

ももよし
ももよし

中学校は年季の入った校舎、少し冷えた給食、残業代0の環境だったのでどこでも天国に見えましたが、一般企業に勤めている場合今より良くなるかは見極める必要がありそうです。

企業側との交渉ってなんだか不安という方は、転職エージェントを利用するのもありだと思います。

大手の転職サイトを利用するのが失敗は少なく済みそうです。

資格は役に立つのか

資格は持っていた方が有利!

日本ではまだまだ資格社会な部分が多くあります。特に大企業ほど、この資格を持っている人が〇人以上必要等の制約があったりするので資格は持っている方が有利です。

しかし、実際には

実務経験>資格

といった感じのところが多いように感じます。

逆に言えば、実務経験+資格の状態を作り出せれば、キャリアアップは十分に見込めるということになります。

電験を生かした転職先にはどんなものがあるの?

  • 電力業界
  • 電気工事、ビルメン業界
  • 建設業界
  • 製造業界

などが主なところでしょうか。

電験の受験者の業界別割合は以下のようになっています。

化学系や電力系の企業は離職率が低いと聞きます。また、石油系は高額な年収だと現在の勤務先の転職してきた方から聞きました。

電気主任技術者資格はうまく活用することで、キャリアアップにつながる転職も可能です。

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この記事を書いた人

中学校教師から電気エンジに転職し現在は66kV/155MWの工場で電気主任技術者として活動中です。
電験3種、電験2種を独学で合格した経験から、初心者がつまづきやすいポイントをどこよりもわかりやすく解説する電験ブログを目指して活動しています。
2023年より、電験三種のオンライン家庭教師も始めました!
目標は、電気監理技術者と独立し、年収1000万以上を達成することです。

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